【樹木葬植物】しゃくなげについて

日本では、桜の季節が終わると次にツツジの季節が始まります。しゃくなげはツツジ科ツツジ属に属し、花がツツジに似ています。ツツジよりも花が大きく華やかな印象の花です。漢字で書くと、石楠花と書きます。日本の約60の市町村がこの花を市町村の花としていて、とても日本になじみの深い花と言えます。東日本大震災と原発の犠牲になり、現在復興まっただなかの福島県の県の花にもなっています。ピンクや白、赤い花の色が多いですが、黄色の花もあります。日本以外にもたくさん咲いていて、亜寒帯から熱帯までととても広い分布帯を持っていて、シベリアからヒマラヤ周辺やニューギニアにまで見られます。日本には、野生種も多いのですが、外国からの園芸種も多数持ち込まれています。八重咲きのものなど、豪華で華やかに見えるものが多いです。
じつは、しゃくなげは葉に毒をもつ植物です。摂取すると、痙攣や嘔吐、麻痺、呼吸困難を引き起こすとされているので、注意が必要です。しかし、薬草としても利用されていて、痛風やリウマチなどに使われたりしています。ですが、素人が勝手に利用することは危ないので控えたほうが良さそうです。綺麗な花は目で見て愛でるのが一番です。

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