【樹木葬植物】どうたんつつじについて

どうたんつつじは西日本の一部を自生地とする落葉性の低木で、樹高は2mどまりです。
丈夫で枝を切ってもよく芽吹ので、公園や庭木に幅広く利用されています。
ツツジ科の植物に共通していますが、根が浅い為、乾燥に弱いのが欠点です。
4月上旬~5月中旬にかけて葉が出てから花を咲かせます。
学名のEnkaianthus perulatushaは膨らんだ花、という意味で、5mmくらいの釣鐘型の白い花が枝から垂れ下がるようにたくさん付きます。
葉は菱形で、密生するので綺麗に刈り込むと見栄えがします。
紅葉は寒冷地ですと10月上旬~11月上旬、温暖地で11月中旬~12月中旬で、燃え上がるような深紅になります。
花、新緑、紅葉と見頃の多い植物です。

どうたんつつじのどうたんは灯台が訛ったもの、とされています。
枝分かれの仕方が古代宮中で使用された結び灯台に似ているからです。
その仲間は東アジアとヒマラヤに凡そ10種が知られています。
日本には下記の品種が知られています。
北海道に自生するさらさどうたんは黄色い地に赤い筋の入った可愛い花が付きます。更紗染めのイメージから名前がつきました。
北海道を除いて自生するのがしろどうたんです。
あぶらどうたんは本州中部以北に自生します。葉の表面がテカテカ光るのでこの名称があります。

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